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2023.12.22
埼玉県電気工事工業組合(沼尻芳治理事長)の青年部会(小島昇会長)は令和5年12月15日(金)に、埼玉電気会館5階大会議室において「令和5年度電気工事業界理解促進研修会」を開催し、意見交換会とHOMEIoT体験学習を実施した。今回が7回目の開催で、青年部会の会員23名と埼玉県内の工業高校7校から先生、生徒59名が参加した。
研修会は、事務局の西川潤係長の司会で進行し、初めに主催者の小島昇青年部会長が挨拶し、「本日は当組合でも有望な若手経営者を呼んでおりますので、生徒の皆さんには、色々なことを聞いていただき、大手企業だけに目を向けないで、地元にも優良な中小企業もありますので、就職の選択肢の一つに加えていただき、是非、将来は自分で会社を起こして社長となる壮大な夢を持っていただきたいと思います。」などと述べた。
続いて来賓祝辞として埼玉県工業教育研究会の電気部会担当校長の中山義治校長が「埼玉県電気工事工業組合様には本日の理解促進研修会の他、工業高校生ものづくりコンテスト電気工事部門や資格取得支援での電材提供などでご支援いただき、感謝申し上げます。」などと述べた。
続いて、小島会長が「電気工事業界の実態、並びに魅力ある電気工事業界」について説明。パナソニック㈱エレクトリックワークス社マーケティング本部首都圏電材営業部埼玉電材営業所営業一課の則太介課長が「電機メーカーから見た電気工事業界」について説明した。
その後、生徒を16班に分け、青年部会員と「電気工事のイメージ」「こんな会社・業界なら働いてみたい」などの各設問で活発な意見交換が行われた。
また、1階の展示室では、パナソニック㈱エレクトリックワークス社の協力でHOMEIoTを体感できる展示設備により「HOMEIoT・エネルギーソリューション・レジリエンス」を学習し、多くの生徒がIoTによる管理システムに興味を示し、真剣に聞き入っていた。
意見交換後には各班の討議内容について発表があり、研修会は終了した。
参加した生徒からは「本日は貴重なお話をありがとうございました。今日学んだことを活かしてこれからのことに取り組んでいこうと思います。」「初歩的な質問にも真摯に答えてくださり、ありがとうございました。」「電気工事の良いところも悪いところも聞いて、しっかり自分に合っているか考えていきたい。」などの感想が寄せられた。