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2022.12.22

令和4年12月22日  令和4年度電気工事業界理解促進研修会を開催【埼玉県電気工事工業組合 青年部会 活動報告】

 埼玉県電気工事工業組合(沼尻芳治理事長)の青年部会(赤池忠徳会長)は令和4年12月14日(水)午後2時からさいたま市北区の埼玉電気会館において「令和4年度電気工事業界理解促進研修会」を開催し、意見交換会と体験学習を実施した。

 この研修会は平成26年から開催しており、新型コロナウイルス感染防止のため近年は中止となっていたが、今回、令和元年以来、3年ぶり6回目の開催となった。

 当日は、青年部会の会員18名と埼玉県内の工業高校8校の先生、生徒約80名が参加した。研修会は5階大会議室で、事務局の西川潤係長の司会進行のもと、主催者の赤池忠徳会長が挨拶し、「我々電気工事業者は、電気を供給し、インフラを整備する重要な役割を担う中で、皆様に安心・安全な暮らしを提供するこの業種を若い人たちに知ってもらい、入職者を増やす努力をしていきたいと考えております。 本日は、当組合でも有望な若手経営者を呼んでおりますので、生徒の皆さんには、色々なことを聞いて頂き、大手企業だけに目を向けないで、地元にも優秀な中小企業もありますので、就職の選択肢の一つに加えて頂き、是非、将来は自分で会社を起こして社長となる壮大な夢を持って頂きたいと思います。」などと述べた。

 続いて、来賓として埼玉県立春日部工業高等学校の荻原康之校長が挨拶した後、研修会の主旨と電気工事業界の実態、魅力ある電気工事業界について、パナソニック㈱エレクトリックワークス社埼玉電機営業所営業二課の関根勤課長から電機メーカーから見た電気工事業界について、双方が丁寧に説明した。

 続いて、生徒を7班に分け、青年部会員と「電気屋になろう」をテーマとして「電気工事って何?」「生活と電気」「自然災害」の各設問で意見交換会が行われ、活発な質疑応答が行われた。

 また、1階の実技研修場で、パナソニック㈱エレクトリックワークス社の協力で「HOMEIOT・エネルギーソリューション・レジリエンス」体験学習を実施したところ、多数の先生や生徒がIOTによる管理システムに興味を示し、真剣に聞き入っていた。 

 続いて、各班から意見交換の結果の発表があり、西川係長が「今回の研修会では皆様から活発なご意見を頂き誠にありがとうございました。私たち埼玉県電気工事工業組合青年部会にとっても大変有意義な時間となりました。高校生の皆様にとっても、電気工事業界を知る、新たな気づきを得ることが出来ましたでしょうか。本日の経験を持ち帰り、ご自身の将来の糧にしていただきたいと思います。」などと述べた。

 最後に参加者全員で集合写真を撮影し、研修会が終了した。

 参加した生徒からは「電気工事士の仕事についてよく学べました。」「今回の研修会でとてもいい話が聞けて良い学びをすることが出来ました。これからの就職活動や学校での勉強を活かしていきたいです。」などの感想が寄せられた。

 先生からは「業界のイメージや重要性が社会に分かってもらえるようになると、工業高校も相乗効果で人気が出ると思います。これからも、頑張ってください。」「今後とも電気工事業界の一端を担える様指導していきたいと思います。本日は貴重なお話ありがとうございました。」などの感想が寄せられた。

 参加した青年部会の会員からは「興味ある生徒が参加して積極的に意見をしてくれたので良かったと思います。」「これから頑張って将来起業して青年部会に入ってくるのを待っています。」「電気は魅力ある職業なので選択肢の一つに入れてほしい。」などの感想が寄せられた。

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